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和歌山県庁にて梅の新規成分に関する記者発表を行いました。
(2010年6月1日)
梅の新規成分に関する記者発表
2010年6月1日、和歌山県立医大の宇都宮洋才准教授(病理学)と国立和歌山高専の奥野祥治助教(天然物化学)が、和歌山県庁にて「梅の新規成分」に関する記者発表を行いました。
今回、見つかったのはポリフェノールの一種「エポキシリオニレシノール」。新型インフルエンザと同じ「H1N1型」のウイルスに感染させた培養細胞に新化合物のエキスを加え、約7時間後、化合物を加えなかった培養細胞と比較した結果、ウイルスの量が約10分の1になりました。1日に梅干し5個分の化合物を摂取すれば、インフルエンザにかかりにくくなる効果が見込めます。
記者発表には、寄付講座参加企業である梅加工業者も同席。発表内容は、日本経済新聞、読売新聞、産経新聞、NHK、wbs和歌山放送、他多数のメディアに取り上げられました。