血液浄化作用
ドロドロ血液の正体は血液中の脂質です。これが血液中に多くなると高脂血症になり、ドロドロ血液になると言われています。 梅干し含まれるクエン酸は、ドロドロ血液の原因である酸性を中和させ、血液をサラサラにします。
人間が健康でいるためには体液(血液や細胞液)が弱いアルカリ性に保たれている必要があります。体液が酸性化すると血が黒くにごり、排泄障害、内臓機能の低下、慢性病などになりがちです。体のためにはアルカリ性食品を食べて、酸性を中和させる必要があります。
梅干しはすっぱいので酸性と想像されがちですが、れっきとしたアルカリ性食品です。梅干しがすっぱいのはクエン酸によるものです。
体内でエネルギー源を燃やしてエネルギーにする回路をクエン酸サイクルとよびますが、クエン酸がこのサイクルの働きを活発にし、疲労の原因となる乳酸の蓄積を防ぎます。
乳酸が消えると、血液は酸性から弱アルカリ性に変わり、血液がサラサラになるのです。
牛肉をアルカリ性食品で中和するには
人間の正常な状態の体液は、ペーハー7.4位の弱アルカリ性です。前述したように酸性食品に偏った現代人の食生活は腎臓の機能を低下させ慢性病につながる危険性があります。酸性化を防ぐためにはアルカリ食品で中和させなければなりません。たとえば酸性の強い牛肉を100グラム食べるとアルカリ性のきゅうりは900グラム必要です。ところが、梅干しならばたった5グラムの量で中和してくれるのです。